セフィエド社概要
セフィエド社(Cepheid: Sunnyvale, CA米国)は、多様な検体種からの煩雑な核酸抽出、増幅および検出を非常に簡便で革新的なシステムを開発することをビジョンにもって1996年に設立されました。 セフィエド社は、第1段として核酸増幅と検出を1つの機器に統合したリアルタイムPCR装置であるSmartCycler®システムを2000年に発売しました。
その後、Cepheidは、核酸抽出から増幅、検出までを完全に自動化されたGeneXpertシステムを2005年に臨床市場に正式に発売しました。2010年には世界保健機構(WHO; World Health Organization)が、結核菌群及びリファンピシン耐性遺伝子を同時検出するXpert MTB/RIFを途上国向け優良システムとして推奨(https://www.who.int/tb/features_archive/new_rapid_test/en/)しました。GeneXpert システムは、2019年6月末迄に世界180か国以上に23,000台以上が導入されました。今日では、MRSA、Clostridioides difficile、薬剤耐性菌などの医療関連感染症項目やオンコロジーの検査項目など米国FDAで20項目、欧州では27項目が体外診断用試薬として販売され、世界の遺伝子検査をリードしています。 日本においては2017年2月よりベックマン·コールター株式会社が販売代理店として日本市場への事業展開をしております。
世界中でその性能が認められたGeneXpertシステムは、簡便な操作で複数項目を同時測定できるオンデマンド遺伝子検査で信頼性の高い結果を迅速に報告することを可能としています。その結果、検査から治療方針決定までの期間を大幅に短縮できます。さらに医療施設全体における感染制御ワークフローの改善、医療従事者人件費、感染病床·隔離管理費、感染防御消耗品費、感染対策費などのトータル医療コストの削減への貢献を目指しています。
ミッション
患者様の予後を改善するためにあらゆる場所で遺伝子診断検査にアクセスできる、より良い方法を提供します。
ビジョン
検査から診断まで一貫したソリューションを提供するリーディングプロバイダーになること。
品質方針
セフィエドは高品質の製品とサービスを提供し、一貫してお客様の期待にお応えします。 製品設計の初期段階からお客様にお届けするまで製品の品質を追及します。 社員ひとりひとりの責任がセフィエドの品質システムの基本となり、法規制要件に適応し、品質マネージメントシステムの有効性を継続的に保証します。